人間関係 human relationship 2003 12 12

 人間関係について、いろいろと考える人がいます。
ここに、よい人間関係の方法があります。
「嫌いな人と、つき合うこと。」

好きな人と、つき合っても、得るもの少なく、
嫌いな人と、つき合えば、得るもの多し。

 これは、子供の人間関係を、よく観察すれば、わかることです。
子供は、本能のままに生きていますので、
好きな人と遊んでも、
嫌いな人とは、遊びません。
 しかし、子供は、これでは、発展も進歩もないと気づいて、
やがて、自分とは、正反対の人と、交遊関係ができていくのです。
こうして大人になっていくのです。

「敵を愛しなさい。」
聖書にある言葉です。

 しかし、人間というものは、年を取ると、
人の言うことは聞かなくなるのです。
年を取ると、耳に痛いことは、聞きたくないのです。
これが、「人間は年を取ると、子供に戻る」ということです。

 何年か前に、高名な医者と話をしたことがあります。
その時、高名な医者は、こんなことを言っていました。
「俺も、年を取った。
誉められると、うれしいが、
けなされると、頭に来る。
若い時は、こうではなかった。
批判の意見があれば、それを、よく研究したものだ。
頭では、わかっているが、
体がいうことをきかなくなった。
瞬間的に、頭に来てしまう。
これが年を取るということか。」
 それで、思い出すのが、ある「変った投資家」のことです。
彼は、ファンダメンタル分析も、テクニカル分析もしません。
経営者が、身の回りを、イエスマンで固めた時に、
その企業の株は、売りだと言うのです。
 どんなに優れた経営者でも、間違うこともある。
その時、身の回りがイエスマンばかりでは、どうなるか。
そう言っていました。

























































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